所 長 か ら 一 言

私は、Clientを潰さないことが会計事務所の本質ではないかと思っています。そのために、Clientの経営構造を理解して、管理会計という視点から経営者にアドバイスできる人材を育てる必要があります。会計事務所で働いていて、最大の喜びは、今にも潰れそうな会社から利益の出る会社へ変化を遂げていく姿を間近に見れることです。

たくさんの苦労を糧にして人間は成長していきます。楽して身に付くものは少なく、壁をよじ登っていって初めて喜びは訪れます。

私も日々仕事に追われながら過ごしていますが、Clientが少しでも改善してくれれば、そのたいへんさもあっという間に忘れてしまいます。自分のレーゾンデートルを知るためにも、自分の持っているものを活かすようにしたいですね。

会計センスという言葉を私も使うことがあります。つまり、ピンとカンが働くということです。ある程度の知識を習得し、経験値を積めばこのピンとカンをつかむことができます。多少なりとも、このピンとカンをつかめば仕事がおもしろくなること請け合いです。

加藤事務所は、Clientを潰さないため、ピンとカンが働く会計プロフェッションを育てたいと思います。苦労しながらでたいへんと思いますが、苦労のあとには必ずや喜びが待っています。